静かな場所で、ひとつの光と出会う

先日、沼津の salone自在 さんに行ったときのことだ。
あの場所には、何か静かに心を揺らす空気がある。
そこでふと、あのライトに出会った。

見た瞬間、なぜだか胸の奥に小さな風が吹いたような気がした。
誰が作ったのかを尋ねると、昔から「君に紹介したい」と言われていた人だとわかった。
こういうのを「縁」と呼ぶのかもしれない。

僕はすぐに彼のアトリエに向かった。
彼はキャンプ場を運営していて、そこから新しい何かを発信しようとしている。
音楽、想い、静かな共通点がいくつもあった。
まるで、ずっと前から友達だったような感覚があった。
気がつくと、彼の世界の中に自然に入り込んでいた。

そして、僕はランプをお願いした。
先日、そのランプが届いた。
ただ光るだけじゃない、呼吸をしているような、そんなランプだった。

このランプを通して、また新しい出会いがあるといい。
そう思うと、夜が少しやさしくなる。