私たちが「街をデザイン」し、未来の街も環境も「デザイン」する。2011年オープン以来、コーヒーがつなぐ可能性を信じて、自分たちで考え、工夫し、普通に取り組んできたことが今の世の中の流れに当てはまり、今があります。
大きく何かを変えるということではなく、ずっとやり続けること。そしてそれがごく自然で”当たり前"に思える文化が、hugcoffeeにはあると思います。
たまたま時流に乗っていたとしても、私たちがやるべきことは何も変わりません。スペシャルティコーヒー1杯から人と人へとバトンを繋ぎ、行動に繋げる、デザインする。その輪が自然と広がっていくと信じて、やり続けます。
コーヒーかすの堆肥
hugcoffee では年間約2トンものコーヒーかすを廃棄処分していました。ただ捨てるのではなく毎日の暮らしに役立てる有効活用する道があるのではと考え、静岡市葵区にある生活介護事業所「ワークショップり〜ふ」さん、農業資材事業を取り扱う「富士見工業株式会社」と協力しコーヒーかすを堆肥化する取り組みを始めました。
3社とも特別な費用や技術を用いるのではなく日々の業務の中で取り組み、持続可能なことを掲げて取り組んでいます。
実際に農園にも堆肥使用の協力をいただき、収穫した野菜の販売と商品利用を行っています。
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選挙の投票率を活性化
選挙投票に行ったお客様へドリンク無料サービスを実施することで誰もが選挙に参加したくなるように、選挙に行く理由をコーヒーから広めたい。若い世代の政治参加がもっと身近になることを目指して私たちは取り組み続けます。
誰かの主張が誰かのきっかけ、未来を作るきっかけになれるように。私たちが生きていく社会は自分たちが作っていくものだと思えるような、社会を作る仲間を増やすことが私たちにはできると信じています。
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環境にやさしいカフェ事業
おいしいコーヒーを提供し続けることができるのは美しい自然環境があってこそ。環境保護への取り組みは私たちの責任のひとつであると考えています。
環境負荷の少ない資材を採用し、容器や食器の素材はプラスチックを極力避け、紙や竹など植物由来のものを使用しています。店内で提供するドリンクはフタなしとし、店舗から出る廃棄物を削減する努力をしています。お客様のちょっとした会話が、環境について考えるきっかけになれば嬉しく思います。
フードロスを減らすために各店で連携をし作りすぎないようにしています。また、調理過程で廃棄されるはずだった食材も無駄にせず、出汁などに有効活用しフードメニューとして提供しています。
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地域に密着したまちづくり
持続可能な地域づくり・まちづくりの一環(地域共創)として企業・教育機関への出店・コラボ、ポップアップイベントなどを開催しています。地域との交流を持つことで地域の魅力を発信し続け、コーヒーで未来の街をデザインしています。
地域の活性化や交流のため、地元の小さなお祭りから企業様の本社ビルまで様々な場所へ積極的に出店を行っています。hugcoffee店舗を利用してのポップアップイベントも開催し、作家さん・ショップさんとの交流を通してまちづくりの発信者を目指しています。
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活動と思いを次世代へつなぐ
静岡県立静岡商業高等学校の課外授業でhugcoffeeのスタッフが講師を務め、会社の取り組みや歩みなどを直接お伝えする機会をいただいています。学生と企業をつなぐことで得ることのできた気づきや学びは、これからの街を作る楽しさ、未来へと歩みを進める勇気とパワーになると考えています。
新たな繋がり、カルチャーとの出会いを求めてメーカーやブランドと協力し、コラボレーションアイテムを製造するなど、生産者とお客様をつなぐ橋渡しとなるような取り組みもしています。コーヒー堆肥で育てた野菜やコラボ商品など、その商品の背景を伝えることで理解を深め共感していただき、購入することで自分自身もそこに参加できる。そこまで含めて私たちができることだと考えています。