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コーヒーのその先へ。hugcoffeeの堆肥、店頭販売はじめました

コーヒー堆肥がつなぐ、やさしい循環

コーヒーを淹れると、いい香りが広がって、気持ちが少し前向きになる。
でも、そのあとの「コーヒーかす」にも、実はまだ、物語が残っています。

hugcoffeeでは、毎日たくさんのコーヒーかすが生まれます。
これまでその多くは、ごみとして処理されてきましたが、
「ほんとうに、それで終わりでいいのだろうか?」と、私たちは考えました。

そうして始まったのが、コーヒーかすを堆肥にする取り組み。

パートナーは、静岡市のワークショップり~ふさん。
キクラゲの廃菌床や植物残渣と混ぜ合わせ、微生物の力でじっくり発酵。
丁寧な手しごとで、コーヒーは命を育てる「土」に生まれ変わります。

この堆肥は、り~ふさんの畑、サバーイ・ディールの山口農園で実際に使っていただいています。
この取り組みを4年ほど前から継続して行ってきました。
種をまいて、育って、収穫する。そんな営みに、コーヒーがそっと寄り添っています。

そしてこのたび、このコーヒー堆肥を皆さんのもとへもお届けできるようになりました。
hugcoffeeのカウンターから生まれた堆肥が、
今度はあなたの庭やプランターで新しい命を育てる。
そう思うと、ちょっとわくわくしませんか?





コーヒーと暮らしをつなぐ、もうひとつのかたち

一杯のコーヒーは、ただ飲んで終わりではありません。
その余韻は、土となって、植物になって、また暮らしの中に戻ってくる。

hugcoffeeのコーヒー堆肥は、ただのリサイクルじゃなくて、
記憶や時間、気持ちを循環させる道具だと思っています。

コーヒーの香り、味わい、人との会話。
そうしたものが混ざり合ったかすが、また誰かの手に届き、暮らしの景色を変えていく。
育てる手間も、芽が出たときの嬉しさも、そのすべてが暮らしの豊かさです。

「飲む」から「育てる」へ。
「消費」から「循環」へ。
そして、コーヒーと暮らしを、そっとつなぐ存在へ。

hugcoffeeは、そんなめぐりをこれからも育てていきたいと思っています。



まずは、気軽に手にとってみてください。

「堆肥って、むずかしそう」
「どう使ったらいいか、わからないかも」

そんな方にも気軽に楽しんでいただけるように、
今回は コーヒー苗と特製ブレンド栽培土、
そして "ハグアグリ"ロゴ入りのオリジナル軍手をセットにしました。


コーヒー堆肥は養分が豊富なので、
バーミキュライトなどと混ぜて、水はけや栄養バランスを整えた配合にしています。

軍手だって、ただの軍手じゃありません。
ロゴがあるだけで、ちょっと気持ちが上がる。そんな“日常がちょっと楽しくなる道具”です。

そして苗は、鉢じゃなくても育てられます。
コーヒー豆の袋の底に穴を開けて、鉢代わりにしてもいい。
テイクアウトのコーヒーカップでも育ちます。
コーヒーのかすから生まれた土で、コーヒーの苗を育てる——
なんだか素敵なめぐりじゃないですか?

hugcoffeeのコーヒー堆肥が、
あなたの暮らしにそっと根をおろしますように。


hugcoffee両替町店・紺屋町店・南町店・藤枝駅前店で
コーヒーの苗セットを販売しています。
ぜひ、覗いてみてくださいね。

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