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JBC(ジャパンバリスタチャンピオンシップ)予選本番を終えて -Written by Rena

hugcoffeeに入って、約1年半。

バリスタとして働き始めるまでコーヒーをほとんど飲んだことがなかった私が、コーヒーの大会に出場することになるなんて、想像もしていませんでした。

テーマや抽出方法、使用するコーヒー豆やミルクの選定まで、全てがバリスタに委ねられる中で、私は何を伝えたいのかを試行錯誤し、「一期一会」という好きな言葉をテーマに決めました。

hugcoffeeには毎日たくさんのお客様が来てくださいます。
常連さんもいれば、初めての方も。
一緒に働くスタッフたちとの交流も含めて、コーヒーを通して出会った素敵な縁が沢山あります。

美味しいコーヒーに出会った時の感動も、
コーヒーを通して繋がる人との出会いも、
全てが一期一会でかけがえのない瞬間であることを表現したいと思いました。

貴重な経験が出来ることへのわくわく感と、
「私で大丈夫だろうか」という不安もある中、
準備や練習は着々と進んでいきました。

個々での検証を重ねながら毎週皆で集まってミーティングをしたり、使用するミルクをより知るために朝霧工場へ見学に行ったり、当日使用するマシンで検証を行うために東京へ行ったり、スタッフの前で本番を想定した通し練習をしたりと、今思い返すと本当に濃い時間を過ごしていて、本番まであっという間でした。






そして迎えた東京予選3日目、競技順はまさかのトップバッター!

初めて出場する大会で1番目に競技を行うことに大きなプレッシャーと緊張を感じましたが、明るく大きな声で、落ち着いて自分の出来ることをやりきろうと思い臨みました。




やっぱりコーヒーを出す手は震えましたが…笑
大きな失敗はなく無事に終えられたことにホッとしています。

SCAJ公式アカウントでの生配信もあり、静岡にいる皆からも応援や労いの言葉を沢山いただきました。

沢山の人に支えられていることを実感し、うるっときてしまいましたが、まだまだ気は抜けません。

自分の競技が終わった後は、他のメンバーのサポートや競技観戦を通して、多くのことを吸収する良い機会となりました。

準決勝には進めませんでしたが、自分の成長を実感し、コーヒーへの興味もさらに深まり、今回のような貴重な機会をいただけたことにとても感謝しています。

この経験はまさに「一期一会」で、同じ日は来ません。大会に向けて過ごした日々を振り返り、返却されたスコアシートも見ながら、自分の課題を見つめ直したいと思います。

そしてこれからももっともっと美味しいコーヒーと素敵なひとときをお届けできるよう、バリスタとして精進してまいります!
応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!

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