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COLUMN 2026/03/29中米出張記|グアテマラ・ニカラグア農園視察
今回、グアテマラとニカラグアの農園視察へ行ってきました。
あわせてトランジットを利用して、
アメリカのコーヒーカルチャーも少しだけ見てきました。
サンフランシスコは、10年以上前に社員研修で訪れた場所。
当時ハグコーヒーの空間づくりのヒントにもなった街で、
今も変わらず人が集まり続けているのが印象的でした。
今回のメインはあくまで生産地です。
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グアテマラ(3回目)
【生豆商社グアテマラ支社の視察】
現地の生豆商社を訪問し、スペシャルティコーヒーだけでなく、
それ以外のグレードも含めてカッピングを行いました。
トレーダーのエリックさんからは、今期の収穫量や生育状況、
グアテマラ国内の動きについて共有を受けました。
今どんな状態なのか、どんな傾向にあるのか。
こういった情報は、今後の仕入れに直結する大切な要素です。
味だけでなく、その背景を理解する時間になりました。
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【ロスマグループ訪問】
新しく開拓された土地の確認へ。
ゲイシャの苗はしっかりと成長していて、来年の収穫に期待が持てる状態でした。
一方で、一部エリアではパカマラの栽培を今季で終了する判断をしていました。
環境変化による栽培の難しさが理由ですが、それに代わる新しい品種への
植え替えが進められています。
アレハンドロは、やめることはネガティブではなく、
未来に向けた前向きな決断だと話していました。
また、農園内をエリアごとに細かく分けてラベリングする取り組みも継続しており、
品質の良いロットはさらに品質を高めていく動きが見られました。
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【ROSMA本社でのカッピング】
農園同士は離れており、移動は片道5時間ほど。
その都度ホテルを変えながらの移動になります。
カッピングでは、数週間前に収穫されたばかりのフレッシュなコーヒーを確認。
実際に仕入れにつながるロットを見極める重要な時間です。
その中で、これまでにないレベルのコーヒーに出会いました。
ジャスミンの香りがはっきりと立ち上がり、
飲んだときのインパクトも強く、
本当にコーヒーなのかと思うほどの体験でした。
この先また出会えるか分からないと思えるほどで、
今でもはっきりと味を覚えています。
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ニカラグア(4回目)
【ブエノスアイレスグループ訪問】
ロスアルペス農園の頂上まで登りました。
以前は1450m付近まででしたが、今回はさらに上の1540mまで。
ゲイシャの栽培エリアは広がっており、収穫量の増加にも期待できます。
また、ピュアゲイシャの管理も徹底されていました。
他品種との受粉によって見た目はゲイシャでも交配種になることがあるため、
ラベリングによってしっかりと区別されています。
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【オルマンの考えとダイアモンドプロジェクト】
生産者のオルマンにはエミリーという娘がいます。
彼は今、「このまま品評会に出続けることが正解なのか」
という問いに向き合っていました。
その中で取り組んでいるのが、ダイアモンドプロジェクトです。
標高の高い優れた区画のコーヒーをさらにロット分けし、
個人名をつけて管理する取り組みで、エミリーゲイシャなどがあります。
もともと品質の高いゲイシャの中でも、さらに限定されたロットに名前を与えることで、
品質へのこだわりをより明確にしています。
これは将来エミリーが農園を継ぐことを見据えた動きでもあります。
また今後は、ゲイシャに代わる新しい品種で品評会に挑戦したいと考えており、
チロッソなどの育成にも力を入れ始めています。
すでに高品質なコーヒーを作れることは証明されているからこそ、
同じことを続けるのではなく、新しい挑戦へ進んでいるのを感じました。
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今回の視察を通して感じたのは、
どの生産者も変化を前提に動いているということです。
環境の変化、品種の選択、次の世代への引き継ぎ。
コーヒーは毎年同じものではなく、変わり続けるもの。
その中で何を選び、どう届けていくかを改めて考える機会になりました。

