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COLUMN 2026/09/28今日はどっちの道を歩きますか?
夜の街に出ると、仕事終わりの人たちが駅へ向かい、
店先の明かりが通りを照らしていました。大士さんは少し先を歩きながら、振り返って笑います。
「今日は、どこに行こうか」
そんな何気ない会話から、僕たちの散歩は始まります。
仕事が終わったあとだったり、休みの日だったり。
僕はときどき、社長の大士さんと一緒に歩きます。
夜の街を歩くこともあれば、少し足を延ばして、
いつもとは違う場所を歩くこともあります。
「大士さんと何を話しながら歩くの?」
そう思う人もいるかもしれません。
歩く目的は、ゆっくり話をするためです。
あ、あと健康のため(笑)
話すのは、今のお店の状況や、現場で感じていること。
接客での立ち振る舞いについて考えたり、
自分の行動を振り返ったり、悩んでいることを相談したり。
もちろん、反省することもあります。
ただ、店内や事務所で向かい合って話すよりも、歩きながらのほうが不思議と話しやすい。
同じ方向を向き、体を動かしながら話していると、少しずつ緊張がほぐれていきます。
社長と社員という立場はありながらも、いつもよりフラットな状態で、
自分の考えを素直に言葉にできる気がします。
こういう時間は「ウォーキングミーティング」と呼ばれているそうです。
1対1での相談や振り返り、アイデア出しとも相性がいいらしいです☺
実際に歩いていると、ひとつの考えにとらわれにくくなります。
話しているうちに頭の中が整理され、
店の中では思いつかなかった柔軟な考えが、ふと出てくることもあります。
そして、歩きながら見ているのは、自分たちのことだけではありません。
おもしろい看板のお店や、かっこいい建物を探したり、気になるお店をのぞいてみたり。
「この店の見せ方は気になるよね」
「この外観は入りたくなるね」
「この接客は気持ちがいいね」
そんなことを話しながら街を歩いていると、自分たちのお店を考えるためのヒントが、
いろいろなところから見つかります。
街にある建物。
お店の明かり。
スタッフの立ち振る舞い。
そこを歩く人たちの表情。
ふと聞こえてくる、誰かの会話。
いつもの街も、意識して見ながら歩いてみると、アイデアの種でいっぱいです。
普段、店の中にいると、どうしても目の前の仕事や、自分の役割に集中してしまいます。
だからこそ、外へ出て歩く。
今のお店について話し、反省し、相談する。
もちろん、仕事とはまったく関係のない、ふざけた話もします(笑)
そんな何気ない会話から、新しい発想が生まれることもあります。
僕にとって、大士さんとの散歩は、ただ体を動かすためだけの時間ではありません。
大士さんから、自分にはなかった視点や、いろいろな気づきをもらう。
僕自身も、自分の考えを整理し、現場で感じていることを伝える。
そして、街から新しい感覚を持ち帰る。
仕事中では出てこない言葉や発想が、歩いていると自然に出てくることがあります。
見たものも、聞いたことも、交わした会話も、無駄になるものはひとつもない。
外を歩くことも、僕にとってはひとつの勉強です。
散歩の終わりに、街の明かりを振り返ると、
歩き始めたときよりも少しだけ、目の前の景色が違って見えます。
大士さんと交わした言葉や、道の途中で見つけた小さな気づきが、
明日のお店や自分の仕事につながっていく。
答えは、いつも身のまわりにあるとは限らない。
誰かと同じ方向を向いて、いつもと違う場所を歩く時間の中にこそ、
次の一歩を見つけるきっかけがあるのかもしれません。
さて、今日も散歩しようかな^^
