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ニカラグアコーヒー生産者                                          オルマン氏・初来静《Vol.1公開講座前夜編》


This is a beautiful scene,
a beautiful connection in my life…

_____私の人生における、なんて美しい繋がりと光景だろう…


地元の旬を扱う、静岡で信頼を寄せる
お寿司屋さんでのたのしい会食を終え、
「紺屋町店」へ向かう道すがら。
オルマンさんが伝えてくれたこの言葉に
大切なものが詰まっているように感じました。


hugcoffeeがこの十年来、
そのコーヒーづくりの姿勢と品質に信頼を寄せ
継続してコーヒー豆を買い付けることで関係を育んできた、
ニカラグアの生産者「オルマン・バジャダレス」さん。

今年、彼の農園《Buenos Aires》が
ニカラグア全土の特に優れたコーヒーを審査する国際品評会、
COE(Cup of Excellence)で3度目の優勝という偉業を達成。
そして先日、地球の裏側から遥々、初めて静岡の私たちのお店へやってきてくださいました。

2008年の農園訪問以来、長きにわたる信頼関係を築いてきた商社《イーコム・ジャパン》の
品質管理マネージャー・香坂さん。

その香坂さんを交えた会食で、特に印象に残ったお話がありました。

出会った当初、オルマンさんは英語を話せず、
コミュニケーションを取るのも一苦労だったそう。
それでも毎年現地へ通い、共にカッピング*を重ねる中で、
オルマンさんはこちらの求めているものに懸命に耳を傾け、理解しようと真摯な努力を重ねてきた。
そうした長年の対話と擦り合わせ、新たな挑戦と検証を繰り返し、
COEの頂点に輝いた一杯へと辿り着いたのでした。

*カッピング(Cupping)とは

コーヒーの香りや味わい、酸味、甘み、質感などを確かめ、
その品質や個性を評価するためのテイスティング手法。

世界共通の手順に沿って行われ、生産者や焙煎士、バイヤーなど、コーヒーに携わる人々が品質を見極め、共通の言葉で味わいを共有するための大切なプロセス。

彼らがわざわざ日本を訪ねてまで知りたいのは、
自分たちの生産したコーヒーがどのように運ばれ、焙煎され、抽出され、
最終的にお客さまのもとへ届けられるか。
そして、その一杯を口にしたお客さまが、どんなことを感じるのか。
その声を汲みとり、自分たちのコーヒーづくりに反映させていく。


そのため、訪問先の土地の食べ物は選り好みせず、色々と試すそう。
それは、自分たちのコーヒーが飲まれる土地でどんな食べ物が好まれ、
どんな文化が息づいているのかを知り、理解するため。


この夜のお寿司屋さんでも、
つぶ貝に白子、地魚、おそらく初めて目にするネタにも躊躇することなく
一つひとつ丁寧に味わう姿が印象的でした。


到着した紺屋町店で、
その場に居合わせたお客さまたちと共にオルマンさんを囲み、
リリースしたてのCOE受賞コーヒーを、
彼自身にも味わっていただきました。

「ピーチ、ピンクローズ、ジャスミン……」
目の前のカップから次々と香りが溢れてくる。

「hugcoffeeのローストが、一番良かった」
生産者ご本人から、そんなご褒美のような感想を頂戴することができました。



遠く離れた、ニカラグアと静岡。

一杯のコーヒーが繋いでくれた
「美しい繋がり、美しい光景」

まさにそんな、特別な夜でした。





(翌日の公開講座編へとつづく…)

 

✍️レポート:
hugcoffee博物館店🏛️
清澤沙友里

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