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~歴史と現代が交わる場所~静岡市歴史博物館の魅力を探る

皆さん、はじめまして!
こんにちは✨✨

清澤沙友里(きよさわさゆり)です。
今年の5月から、自分自身も大好きだった hugcoffeeに仲間入りしました。

現在は『静岡市歴史博物館店』や 駅南の『南町店』を中心にお店に立つ日々です。
どうぞよろしくお願いいたします☺

早速本題!
皆さんはもう『静岡市歴史博物館*』には 行かれましたか?


(*以下、歴博)

2022年、駿府城内のお堀の脇に完成した、
静岡市の新しい博物館です。

金沢21世紀美術館やルーヴル=ランス(仏)などを
手がけたことで世界的に知られる建築家ユニット《SANAA》(妹島和世氏と西沢立衛氏のお二人)により設計された、建築的にも見応えや価値のある新名所です。

先日、博物館の方々のご厚意で私たちスタッフに向けて歴博の魅力や展示についてガイドしていただく貴重な機会がありましたので、今日は皆さまにもその一端をレポートとしておすそ分けさせていただきます☺ 🤲 ✨ 

『歴博』では主に徳川家康を中心に、 戦国大名今川や静岡の歴史を紹介しています。

1階には、工事の段階で新たに発見された 「戦国時代末期の道と石垣の遺構」、ギャラリー、 そして私たちが運営する「ミュージアムショップ&カフェ」があり
2階には「家康」の生涯や外交に関する展示、
3階は家康以降の江戸・明治期の歴史の展示や「展望台」があります。






展示を通じて伝わるのは
生涯の中で家康が三度に渡り重要な時期を過ごした静岡の地が、彼にとってどれほど大切で意味のある土地だったか、ひとりの、生身の人間としての家康や義元の姿。

今まで抱いていたイメージや認識が
より身近でリアルな存在として刷新される体験です。

江戸の武士や町人の暮らしぶりや明治以降の展示からは、いま静岡に暮らす私たちとの、途切れることのない 歴史の繋がりを感じることができます。

学芸員の森さんのお話を聴き展示を鑑賞した後、まちへ一歩出て外を眺めてみると、
これまでとは異なる景色が広がっていました。

過去の歴史を知ることで
「いま」が鮮やかになる驚き。

遠いと思えていた時代、
自分とは関係ないと思っていた過去の話や歴史上の人物が、現在の自分や周りの景色と重なって交わり、
いま立っている場所や目にしているものが立体的になる。

歴史を知ること、それは現在に地続きで繋がる
「時間の地層」が見えるようになるレンズを、
手に入れることなのかもしれません。

歴博は、いまを生きる私たちと歴史を繋ぎ
未来へと思いを馳せる、
静岡のまちの「四次元交差点」。

ぜひまずは一度、騙されたと思って
訪ねてみてくださいね。

そのあとはカフェで、お会いしましょう☺

今回、このような機会をくださった
学芸員の森さんや企画運営課の本間さんはじめ、その他普段から関わってくださっている博物館の皆さんに、あらためて感謝申し上げます。

 

 

hugcoffee
清澤沙友里

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