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KALA mirrorwork Pop-up Exhibition開催✨ ✨

いよいよ今週末より、
hugcoffee静岡市歴史博物館店で
唯一無二のミラーボールを生み出すアーティスト、
《KALA mirrorwork 》展示会を開催します。

世界にただひとつ、
オリジナルデザインのミラーボールやオブジェ、
ランプなどを制作するアーティスト《KALA mirrorwork》
@kalamirrorwork(IG:K A L A mirrorwork(@kalamirrorwork) • Instagram写真と動画

繊細で地道なハンドカットの技法から、
ユニークで有機的なかたちと光彩が渦巻く作品の数々を
世に生み出しています。

ミラーボールと聞くと、夜のクラブやパーティーを
想像するかもしれませんが、KALA mirrorwork の作品は、
また趣きの異なる次元のアート。

手のひらにおさまるほどの小さなオブジェから、
窓辺の光をやさしく反射して、
壁や天井にきらきらと揺れる光を描く
サンキャッチャーのようにインテリアとしても楽しめる—
そんな不思議な存在。

はじめてその作品を目にし手にしたときの
静かな感動は忘れられません。

今回ミラーボールの彩色に使用している岩絵具の色には、
それぞれに深い歴史があります。

朱は水銀から作られる鮮やかな赤色で、
古代より魔除けや神聖な場に用いられてきました。
「丹」とも呼ばれて仙薬や不老不死の象徴とされ、
空海も唐での修行時にその錬丹術に触れたと伝えられています。

緑青は、銅の錆(さび)を原料とする青緑色の顔料で、
時間の経過や神聖性を象徴するものとして
古くから仏画や装飾に多く用いられてきました。
長らく有毒と誤解されていましたが、
近年の研究で経口摂取しない限り毒性はほとんどないことが確認されています。

どちらも人の祈りと美意識とともに、
歴史のなかに生き続けてきた色。鏡もまた、
古代より神聖なものとして祀られてきました。

豊かさのなかにある歴史の深さに想いをを馳せつつ、
お手にとっていただけると幸いです。

作品のもととなっているのは日本企業から提供された「アップサイクルの銀引き鏡」
鏡は、日本のアニミズムの歴史においてもとても重要な意味を持ってきた、神聖なもの。
手作業で細かくカットされた鏡の断片はきらきらと、あたたかいリズムを生み出します

手のひらに広がる、あなただけの宇宙と出合いに
どうぞ博物館店へお運びください。
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◾ KALA mirrorwork Exhibition
at hugcoffee Shizuoka City Museum of History
✴会期
2025.8.16 sat - 8.31 sun
OPEN 9:00 - 18:00
※8/16,17開館延長 9:00-19:00

✴Profile
'90年代黎明期のフェスやパーティーでの装飾ディレクションを手がけるかたわら、既製品
ではないオリジナルのミラーボールを求めて制作をはじめる。
クラブやギャラリーでの展示、コミッションワークなどでスキルを積み、東南アジアを経
て欧州ベルリンへ移住。
ノマドライフを実践しながら、各地でのインスピレーションを作品にフィードバックさせ
た独自の活動を続けている。
現在は、地元京都で築100年の町屋にアトリエを構えて制作中。


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hugcoffee
静岡市歴史博物館店
〒420-0853
静岡市葵区追手町4-16
TEL 054-269-6606
▶︎ミュージアムショップ&カフェ
OPEN 9:00-18:00
CLOSE 月曜日(祝日の場合翌日)
▷入館料不要

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