NEWS&topics

初めてのSCAJ出店を終えて

今年、hug coffeeは東京ビッグサイトで開催された、国内最大級のスペシャルティコーヒーの祭典「SCAJ」に初出店しました
SCAJは、企業ブース・競技会ブース・コーヒービレッジの3つで構成され、コーヒーにまつわる最先端の技術や新商品が集まる、まさに“コーヒーの今”を体感できるイベントです。
私たちはその中のコーヒービレッジに出店しました。


特別な一杯を選んだ理由

今回は、定番のコーヒーではなく、特別感のある一杯をお届けしたいという想いから、
エルディビゾ農園の「サーマルショックプロセス」のコーヒーを先行販売しました。

「わかりやすくて印象に残るフレーバー」を探していたときに出会ったこのコーヒー。
インフューズド(副材料を加えたもの)ではなく、生産処理の方法によってここまで味が変わるんだ…!と私自身が感じた驚きを、
そのままみなさんにも体験してもらいたいと思いました。

まるでアポロチョコレートのようなユニークな香りと味わいに、試飲した方からは「えっ!これがコーヒー!?」という反応も。
その驚きの表情を見るのが、実は一番ワクワクする瞬間でした。


会場の熱気と、お客様とのつながり

会場は、歩くのも大変なくらいの人・人・人。
コーヒーを愛する人たちの熱気があふれ、みんなが“コーヒーの楽しさ”を全身で味わっているのが伝わってきました。

そんな中、静岡のお店にいつも来てくれているお客様がブースに顔を出してくれて、
「ここのブースのコーヒー美味しかったよ!」「この競技会すごかったね!」と話してくれたことが印象的でした。
まるでコーヒーのテーマパークに来ているかのように、キラキラした目で楽しんでくれていて、私たちまで嬉しくなりました。



出店を通して感じたこと
東京という場所に少し尻込みしていた部分もありましたが、
“コーヒーが好き”という共通点があるだけで、こんなにもたくさんの共感と熱量が生まれるのかと改めて感じました。
どうやったらこの美味しさを伝えられるだろう——そんなことを考えながら過ごした4日間。

ブースづくりや準備面ではまだまだできることがあると感じつつも、
「全国の出店で積み重ねてきた出会いや経験が、こうしてまた再会につながっている」と実感できた時間でもありました。



これからのこと
毎年この場で、皆さまと再びお会いできるように。
そしてもっと楽しんでもらえるように。
日々の一杯や、ひとつひとつの会話を大切にしながら、
この経験を次のステップにつなげていきたいと思います。

SHARE

前の記事