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COLUMN 2024/04/11西門町店にオリジナルの”鬼瓦”を。
鬼師、それは鬼瓦を伝統技法で作り続ける誇り高き職人たち。
鬼瓦には鬼師たちの魂が宿り、そこに住まう人々を
災厄や災害から守ってくれると信じられています。
とあるきっかけから
歴史ある”鬼瓦”を象徴できるようなお店として
ハグコーヒーがあり続けられたらと
たどり着いた一つのアイデアが歴史ある”鬼瓦”の制作でした。
これもご縁なのか
ハグコーヒーに良く来られているお客様が
鬼瓦を作る会社をやられており
相談したところ、鬼瓦を本格的に作れる話になりました。
鬼瓦はきっと私たちの寿命以上に
これからも世の人々に触れ、残っていきます。
せっかくなら、どこにもなく、
ずっと残り続ける
オリジナルのデザインで1から作りたい。
ハグコーヒーのデザインなどでお世話になっている
静岡を拠点に活動する「TAKERU IWAZAKI」さんに依頼することに。
鬼瓦を作る職人「鬼師」は全国でも少なく、
鬼瓦を設計そして製造を依頼した「渡邊商店」さんは
静岡県唯一の会社。
今回、1から相談に乗っていただいた鬼師である「原川さん」。
TAKERUさんと2人を交えた鬼瓦プロジェクトがはじまりました。
まずは
白い紙の上で描くデザインから
少しずつ、立体的なデザインを作り上げていきます。
鬼師は土台の上に何度も盛り土を重ねたり削ったり、
数十本のヘラと指で数日かけて鬼の面を成形していきます。
約半年をかけて、形を作り、
そして一発で焼きます。
ハグコーヒーのロゴ、
月と太陽(hug coffeeの由来である皆既日食)を描き、
西門町、そして、ハグコーヒーの核である
焙煎機をイメージした炎をモチーフに使い、
唯一の鬼瓦が完成しました。
日本の建築にはなくてはならない瓦の魅力を、
私たちの手で1杯のコーヒーと共に
その素晴らしさを広く伝えていくことが
私たちの使命であるとも感じています。
hugcoffee西門町店に飾られた鬼瓦。
今まで瓦に全然関心のなかった
皆様にも興味を持っていただけるきっかけになれれば嬉しいです。
鬼瓦の魅力に取り憑かれてーー